普段、無意識に行っている「呼吸」ですが
鼻でしていますか [exclamation&question] 口でしていますか [exclamation&question]
息ができていればどちらでも同じようにも思いますが、
鼻呼吸 か、口呼吸 かで、
身体に与える影響が大きく違ってくるのをご存知でしょうか [あせあせ(飛び散る汗)]

本来、人間は鼻呼吸をするようになっている動物です。
お口はものを食べる消化器官のひとつですので、
鼻のように呼吸をするにはちょっと不向きにできているのです [バッド(下向き矢印)]

そもそも見た目にも大きな違いが有ります。
それは「」があるか、ないかです。

[ひらめき]鼻呼吸なら・・・
吸い込んだ空気に混じる大きなホコリなどはこの鼻毛によって取り除かれ、
更に小さなゴミや細菌は、鼻の奥に生えている線毛と言われる毛の動きによって奥の粘膜に付着させることで、たんとなって吐き出されたり、食道を通じて胃に排出されます。
ちょうど、線毛がほうきで粘膜がちりとりのような役目でしょうか。
このキレイになった空気を鼻で加湿し温めますので、喉や肺への刺激も少なく、細菌の繁殖も抑えてくれます。
こうして気管に潤いが保たれることで免疫力もアップし、肺での酸素の吸収も良くなり脳が活性化されます。もちろんお口を閉じていれば、だ液が乾燥してしまうこともないのでだ液の役割をしっかり発揮することができます [exclamation×2] [わーい(嬉しい顔)]

[どんっ(衝撃)]口呼吸になってしまうと・・・
空気中のほこりや雑菌を直接吸い込んでしまうため、のどだけでなく肺にも細菌が入りやすくなり、気管も乾燥して免疫力や酸素の吸収率も落ち、炎症を起こしやすくなってしまいます。また、口呼吸をしているとお口は開きっぱなしになるので、くちびるを閉じるための筋肉も緩み、しわやたるみだけでなく歯並びが悪くなってしまう原因にも。そしてお口が開いていれば当然その中も乾燥しますので、だ液も減少し、お口の中の免疫力も低下してしまいます [ふらふら]
つまり口臭や歯周病、虫歯のリスクが高まってしまうのです [exclamation×2] [がく~(落胆した顔)]


[手(パー)] このように、呼吸ひとつで体への影響は大きく変わります。
虫歯ができやすかったり、歯周病や口臭が気になる場合、歯医者さんへ行くのはもちろんですが、「鼻呼吸」もちょっと意識してみてください [目]
ドライマウスの方や、普段、鼻呼吸の方でも風邪を引いたり花粉症になったときに口呼吸をしていると思いますので、要注意ですね。


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