すっかり秋めいてきましたが、まだまだ日差しの強い日が続きますね[晴れ]
みなさんは
[晴れ]日光浴が歯を強くする」ということは聞いたことがあるでしょうか。

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イギリスでは、太陽を浴びたときに作られるビタミンDが 歯や歯茎の健康を保つのによいとされており、日光浴が推奨されているそうです[グッド(上向き矢印)]

カルシウムが一定量保たれることで歯や歯茎の健康が保たれるのですが、そもそも、ビタミンDというのが、カルシウムを体内に供給する働きを持っていて、体内のビタミンDの不足は、カルシウムの不足につながるといわれています。

ビタミンDは、食べ物から取ろうとしても、DX117.jpg
それをたくさん含む食品がそんなにないのが現実です[ふらふら]
発展途上国ではなおさらのようです。
※ビタミンDが含まれる食品
→「栄養素別食品一覧 ビタミンD

しかし、ビタミンの中でもビタミンDは、食べ物から摂取しなくても
太陽の光を浴びた皮膚から、作り出すことができるものなので、
日光浴は積極的にしたほうがよいという訳です[ひらめき]

現代の日本人は、ビタミンDが慢性的に足りていないといわれており、
これは、一部の新生児にもいえるそうです[あせあせ(飛び散る汗)]
日本人正常新生児にはビタミンD欠乏症が高頻度に見られ、母乳栄養児で特に改善が遅れる」で報告されています。
お母さんが太陽をたくさん浴びて生まれてきた11月生まれの子供は、
ビタミンDを多く持っているという調査結果です[晴れ]

日本人こそ、今、日光浴が大切なんだなと感じています。

ただ、ご存知の通り、日光浴で紫外線を浴びることは、
皮膚炎や、肌の老化をもたらすなどの悪い影響を及ぼす事も考えられます[ふらふら]

国立環境研究所では、ビタミンDを作るための適度な日照時間を調査していて、地域や露出している肌の量、季節によって違うことを発表していましたが、適度な日光浴をすることをここでも推奨していました[ひらめき]
【参考】国立環境研究所 「体内で必要とするビタミンD生成に要する日照時間の推定

紫外線の怖さだけがクローズアップされ、ビタミンD生成について注目されていないことを懸念していることから行った調査でしたので、ぜひご一読ください[ひらめき]

重要なのは、ビタミンDを取って「骨を丈夫に!」「歯を丈夫に!」と
極端に摂取しすぎるのではなく、このような知識を持ちながら、規則正しい食生活を送り、日光浴も適度に取り入れ、足りない分を食事やサプリメントで補うなど、バランスの良い生活を心掛けることだと思います[るんるん]

これから少し意識して、日光浴をしてみましょうー[晴れ][晴れ][晴れ]