という話題を載せましたが
今回は、お口の中から体の健康を保ち、老化防止に役立つ情報です
その重要なポイントは、ずばり「よく噛む」ということです
現代人は「噛む」回数が減ったと言われていますが
「よく噛む」ことによって、唾液が多く分泌されます。
唾液の詳しい成分や役割は、以前にもお伝えしていますが
この「唾液」は、お口や体の健康を守る以外にも、
実は体の若さを保つために、とても大切な役割を持っています。
唾液の出る唾液腺の一つ、「耳下腺」から分泌される唾液腺ホルモンに
「パロチン」という物質があります
これは成長ホルモンの一種で、筋肉や内蔵や骨・歯などの成育を促進させ、
体の中から若々しさを保ってくれる作用があるのです
幼小児期には特にたくさん分泌されます
(赤ちゃんはよだれがたくさんでますよね )
そして20代半ばで体が成熟するとともに、その分泌も低下します
つまり加齢により唾液の分泌量が減少していくと同時に、
「パロチン」の分泌も減少してしまうのですね
そこで
「よく噛む」ことで、副交感神経を刺激し、唾液をたくさん分泌させ
この若返りホルモン「パロチン」の分泌も増やすのです
「よく噛む」行為自体にも、「ひみこの歯がいーぜ」という
メリットもあります
特別な道具も薬も使わず、よく噛んで唾液をだすだけで
体の中から老化防止につながるのです
耳たぶのすぐ横にある耳下腺を優しくマッサージして
サラサラな唾液を出してあげてもよいですね
でも、健康な歯を維持していなければ「よく噛む」ことは難しいです
当たり前ですが、年齢を重ねても自分の歯が多く残っている人ほど、
「よく噛む」ことができますよね
つまり
毎日のハミガキや、歯の定期健診を受けるということは
虫歯や歯周病の予防だけでなく、体の健康維持や、
さらには老化防止にもつながっているということです
毎日しっかりハミガキをして、いつまでも「よく噛める歯」を保ち、
若々しい体を維持していきましょう
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