小学生の甥っ子と水族館と牧場に行ってきました
水族館では、おとなしいトラザメに触ったり、
牧場のふれあいコーナーでは、ウサギやモルモットなどの小動物を抱っこして癒されたり、私も子供のように楽しんできました
その時のエピソードですが、ヤギに餌をあげたあと、甥っ子が手を洗わずにバッグからおやつを取り出そうとしたので、あわてて止めました
「どうぶつを触ったら手を洗おう」
子供の頃、よく言われませんでしたか?
人が管理している清潔な環境で育っている動物でも、そうでなくても、動物の体の中には『動物特有の菌』が生息しています見えない糞が手に付着したり、体調を崩して感染症にかかっている動物を触っているのかもしれません。そのときに何らかの菌が付着している可能性があるのです。
例えば、保管方法が悪い鶏卵や生レバーを食べた時に起きる食中毒の原因『サルモネラ菌』は、自然界では様々なところに生息していて、ニワトリ、ウシ、ブタ、ウマなどの家畜の他に、ネズミやカメ、魚などに保菌率が高くなっています。
触るだけで付着することもあるサルモネラ菌は十分な手洗いをすることによって落とすことができます。手洗い後のアルコール消毒も、サルモネラ菌や病原性大腸菌のような食中毒菌の殺菌に有効です
なので
自宅のペットや、牧場・移動動物園等にかかわらず、
犬・猫・ウサギ・カメ・魚・昆虫など、
かわいい動物たちと触れ合って楽しんだ後は、
必ず手を洗うようにしましょう。
(もちろん、キスや、同じ食べ物の共有もNGです。)
楽しくて遊びに夢中になっていたり、おなかが空いていたりすると、ついつい忘れがちになってしまうのかもしれません
7月~9月の夏休みの時期にサルモネラ菌は多く発生すると言われています。
特に、夏休み期間中に動物に触れ合う機会は多いと思いますので、小さいお子さんが動物と触れ合うときは、注意して見守ろうと思いました!
ペットや動物たちとの触れ合いや、子どもの心を育み、
大人の私たちにとっても安らぎをあたえてくれます
人と動物、双方の幸せのためにも、正しい接し方を習慣にしたいですね。
我が家は、二匹のネコと共同生活をしております。夏休みに入ってから、子供達から「お腹が痛い」と度々言われる事があり、どうしたかなっと思っていたところで、こちらのブログを読んで、勉強させられました。正しい接し方大切ですね!動物に触れた後は、必ず手洗いをする習慣を身につけれるよう子供達に呼びかけしようと思いました。
by オク (2013-08-27 17:58)
>オクさん
訪問&コメントありがとうございます!
今年は特に暑さも湿気も多く、菌が発生しやすい環境でしたね。
手洗いをすることで、子どもたちの体調が戻ることを願っています(´ー`)
by 元衛生士 (2013-08-28 10:16)