“よしっ！明日歯医者へ行こう☆”は歯に関する豆知識や豆情報をお届けするブログです。

歯周病の原因の一つである歯石。
歯石はプラーク（歯垢）が石灰化したものですが、
どのくらいの時間で作られるのかご存知ですか

歯に付いた食べカスやブラッシング不良による磨き残しがあると、
それをエサにお口の中の細菌が増殖し、
24時間後にプラーク（歯垢）が作られます。

プラークが作られると、それから4～8時間後には
一部のプラークが石灰化し始め、 2日後で約50％、12日後で約60～90％が歯石になると言われています。

歯石が作られる割合や石灰化に要する時間は個人差がありますが、
一度プラークが作られてしまうとこのように急速に石灰化することもあります

歯石になってしまうと、自分自身では落とすことができず、
歯科医院で取り除いてもらうことが必要になります。

一方でプラークは、
適切なブラッシングや規則正しい食生活などで予防することができますので、
毎日の積み重ねがいかに大切か、お分かりいただけるかと思います

とはいえ、毎日が忙しく歯のことばかり考えていられない！というかたもいらっしゃるかと思います。
そんな方にもお勧めしたいのが、定期的に歯科医院を受診することです。歯科医院では、治療や歯の掃除だけでなく、お口の状態や生活に適したブラッシングや食生活のアドバイスなども受けられます！お口の健康を保つために、上手に歯科医院を利用してみてはいかがでしょうか

【参考ページ】
治療が目的ではなく「予防」が目的で通う歯医者さん
虫歯を防ぐ生活習慣