歯みがきについて患者様から質問がありますが、
時々「歯茎も磨くものなのか」と聞かれることがあります[exclamation×2]

答えを先に言うと、歯茎も磨く必要があります
厳密に言うと、「歯と歯茎の間に溜まった汚れを落とす」必要があります[わーい(嬉しい顔)]

ただし、歯茎は歯とは違う組織でできています[exclamation]

使う歯ブラシは同じで、歯を磨くように磨いてしまうと
このように、動かし方や力加減を誤ってしまうと、
歯茎が少しずつ削れてしまうことがあります[あせあせ(飛び散る汗)]

特に、日本人は歯茎が薄い傾向にあり、
ちょっとしたことで歯茎が痩せやすいといわれています[がく~(落胆した顔)]

歯茎の磨き方には2つの注意点がありますので、ご紹介します[ひらめき]

●●●歯ブラシで歯茎を磨くときの注意点●●●

[1] 歯ブラシの動かし方
歯ブラシを歯と歯茎の境目に対して45度の位置にあて、
小さく振動させます。

[2] 力加減
歯ブラシの毛先がしならない程度の力で磨きます。
鉛筆を持つように握ると、力のコントロールがしやすくなります。


一度痩せてしまった歯茎は自然に元に戻ることはありません。
失った歯茎を取り戻すとなると、外科手術が必要となってしまいます。

ですので、歯茎を磨くときは
上記のことに注意しながら行いましょう[手(パー)]

ちなみに、歯科医院では悪くなった箇所の治療だけでなく、
磨き方や食生活などの「予防指導」も行っています。
磨き方についてわからないことがあれば、歯科医院で相談してみましょう[るんるん]