ロッテのキシリトールガムが
トクホ(特定保健用食品)に指定されているのは
なんとなくご存知の方も多いと思いますが、
2013年7月、食品では初めて、
日本歯科医師会の推薦商品に決定したそうです[ぴかぴか(新しい)]

キシリトールは、噛み続けていると
虫歯菌の発生を抑えてくれるメカニズムです。
妊婦さんが噛み続けると、生まれてくる子どものミュータンス菌(虫歯の原因となる菌)の発生率も下げるという研究結果が出ている優れものです。

キシリトールガムを噛むときはちょっとしたポイント[ひらめき]がありまして、
メーカーや商品によってキシリトールの含有量が違うため、
指示通りの個数を食べないと、効果を発揮しません[がく~(落胆した顔)]

摂取量は商品ラベルのところに「1日の摂取目安量
というのが書いてあるので、これを参考にします。

例えばこんなふうに↓

ガム裏面.jpg

●1日の摂取目安量:1回に2粒を5分噛み、
1日7回を目安にお召し上がりください

と書いてあります。

1回2粒×7回=14粒

となりますので、1日14粒、食べきることが薦められています。
1本に14粒入っているガムが多いのは、
1日で全部食べきって、ちょうどいい量だからなんですね。
毎日これを続けると、効果的ということです。

歯科医院でよく売ってる専売のキシリトールガムは
キシリトール含有量100%ですので、
食べる量が少なくて済む訳です。その分、少々お高いです。

キシリトール含有量は、炭水化物の量のうち、
何パーセントを占めるか、ということで見ていきます。

例えば、
 1粒あたりの炭水化物の量  15.9g
 キシリトールの量  15.9g
この場合、含有量は100%となりいます。

例えば、この商品↓は15.9gのうち6.8g含まれているので、
含有量は約42%ということになります。

ガム材料.jpg


キシリトールに注目しましたが、虫歯などの予防には、
唾液をたくさん出すことも大切なことです。

ガムには、唾液の分泌を助ける役割も担うありますので、
意識しながら食べるようにしましょう[グッド(上向き矢印)]
但し書きには5分噛むと書いてありますが、
5~10分間、噛み続けることが推奨されています。