今日は歯科で使われる麻酔のお話です。

歯科治療で多くの方が受けられる麻酔といえば…
「局所麻酔」になります[ぴかぴか(新しい)]

局所麻酔は部分的に麻酔薬を作用させるもので、
[1] ゲルやスプレーなどを粘膜に塗る「表面麻酔
[2] 注射で粘膜下や骨に浸透させる「浸潤 [しんじゅん] 麻酔
があります。

[1]」の表面麻酔は粘膜表面の痛みを和らげるために使われるもので
[ペン] 浸潤麻酔の注射針の痛みを緩和 
[ペン] 根のほとんどが吸収された乳歯の抜歯 
などで用いられます。

[2]」の浸潤麻酔は痛みや出血を抑えるために使われるもので
[ペン] 虫歯や歯周病などの治療
[ペン] 抜歯やインプラント治療などの外科手術
などで用いられます。

その他、歯科で行われる麻酔と言えば、次の2つがあります[ひらめき]

「精神鎮静法」
少量の精神安定薬や麻酔薬の投与することで、緊張感や恐怖感を和らげ、
心身をリラックスさせる方法で、嘔吐反射の強い(えずきやすい)方、
恐怖心や不安感の強い方の歯科治療や、外科手術などで行われます。

「全身麻酔」
意識を完全に失わせて、全身の痛みの感覚を麻痺させる方法で、
主に大きな外科手術で行われます。
全身麻酔を受ける場合は、入院が必要となることが多くあります。

最近は、痛みについて配慮し、患者様の負担を抑えながら
治療にあたる歯医者さんが増えてきており、
麻酔を使ってどのように治療を行うかなどの取り組みを
ホームページやパンフレットに掲載しているところが多くあります[exclamation]

痛みを抑えたい方は一度相談してみてもいいですし、
治療が怖くて歯科が疎遠になっている方は、
お口の健康を保つためにも、定期的に歯科受診が必要[ひらめき]ですので、
インターネットで検索したり、歯科医院に問い合わせたりしてみてはいかがでしょうか[わーい(嬉しい顔)]

お盆の今は、歯科医院も夏休みのところが多いですね。
急なトラブルがあった時には、「かかりつけの歯医者がお休みの場合には
を参考にしてくださいませ[グッド(上向き矢印)]

それではよい夏休みをお過ごしください[わーい(嬉しい顔)]