毎月、22日は
スワンスワン、[2][2]で吸わん吸わん[目]
ということで、「禁煙の日」となっていること、ご存知でしたか[exclamation&question]

喫煙は歯周病に悪影響を及ぼしている・・
ということは以前にもこちらでお伝えしていますが
一番最初に、直接、タバコの煙に触れるお口の中は、相当な影響を受けていて
実は他にもお口に与える影響はいろいろあるのです[バッド(下向き矢印)]


見ためにすぐ分かりやすいのは、
歯の表面にヤニの汚れがついたり、
歯茎にメラニン色素の沈着が起こり黒ずんできてしまったり、
血行不良によりゴツゴツした硬さのある歯茎になってきたり

という症状です [ふらふら]

また実は舌の表面にもヤニが沈着し、口臭の原因になります[exclamation×2] [がく~(落胆した顔)]
そしてこのヤニの沈着により、味覚を感じる器官も味を感じにくくなってしまうのです[あせあせ(飛び散る汗)]

禁煙した人が、「タバコをやめてからごはんががおいしくなった!」とよく言うのは、禁煙することによってこのヤニが徐々に減っていき、正常な味覚が戻ってくるからなのです[ひらめき]

さらにインプラント手術の成功率も
喫煙習慣のある人では約10%低下すると言われています[バッド(下向き矢印)]

また、喫煙の影響は、
タバコを吸っている本人だけでなくそのまわりの人にも影響を与えます[あせあせ(飛び散る汗)]
いわゆる「受動喫煙」というものです。

タバコの煙は3種類あります。
[1]喫煙者の口から気管・肺へと流れる 主流煙
[2]口から吐き出した 呼出煙
[3]タバコ本体の点火部からでる 副流煙
このうちの、呼出煙と副流煙を、周りの人が吸ってしまうことを「受動喫煙」と呼びます。

実はこの受動喫煙によっても、
歯ぐきのメラニン色素沈着歯周病のリスクが高くなることが報告されており [がく~(落胆した顔)]
実際にそういった症例もあります[ふらふら]
例えば、家庭のなかで親が喫煙者だと、その家庭の子供の歯茎にメラニン色素沈着が起きることがあるのです[がく~(落胆した顔)]

このところ、建物内や交通機関の禁煙は当たり前、喫煙室が設置され分煙もすすみ、
タバコを吸わない人の受動喫煙は確実に減ってきていると思いますが、みなさんのご家庭でも分煙化は進んでいるのではないのでしょうか[exclamation]

病院などでは、禁煙外来という診療科目を耳にすることも多いですが
最近では歯科医院でも
禁煙支援プログラムに取り組んでいるところが増えてきているようです[手(パー)]

禁煙をお考えの方は、歯科検診のついでに相談してみるといいかもしれません[かわいい]

【参考】
▼東京都歯科医師会 かかりつけ歯科医禁煙支援プログラム
http://www.tokyo-da.org/nosmoking.html