歯並びを整えることを重要視している国が多いですが、
特に欧米では、歯並びでその人の育ちや家庭環境までも判断されてしまう、
という風潮があると聞きます
もちろんそういった社会的影響を考えてだけでなく、
歯や噛み合わせの状態が、全身の健康に与える影響についても
しっかりと認識されている方が多いことも事実でしょう
そんなこんなのお話のなか、外国人が歯の矯正治療に対して意識が高いのには
それ以外の理由もあるという話題を目にしました
それ以外の理由とは、歯並びによる「発音」の問題です。
歯並びが乱れていると、特に英語では発音の区別がつきにくく、
聞き取りづらい言葉になることがあるため
いわゆる「滑舌の悪い」人になってしまいやすいそうです
もちろん滑舌に関しては、歯並びだけでなく
唇や舌の使い方と位置、表情筋の使い方など様々な要因がありますが、
英語では「th」や「s」や「v」などの、歯と舌、歯と唇のすき間から
空気を出して発音する言葉が多く、
これらの発音をきちんと使い分けるためには
整った歯並びが大切だそうです
それもあって、外国(特に英語圏)では
小さな頃から矯正治療をしていることが多い、
という説もあるとのことでした
たしかに日本語でも、歯並びが発音に支障をきたす場合があります。
日本でも美しい発音を求められるアナウンサーや
声優といった職業の人は歯並びも美しいですよね
逆に滑舌の悪さをおもしろく売りにしている芸人さんは、
歯並びが整っているというイメージがあまりないような気がします
5年後の2020年には東京オリンピックも開催されるということで、
英会話を勉強される方もこれからドンドン増えてくると思いますが、
練習しても英語の発音がなかなかうまくならないという場合は
歯の矯正治療をしたら、もしかして上達するかも
※保証はありません、あしからず
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