ブログ縮小.png
健康なお口の環境をつくるためには、虫歯を発生させないことも大切ですが
歯ぐきの健康を保つことも、同じくらい大切です [exclamation×2]

歯ぐきの病気といえば、歯周病です。

歯周病は、細菌感染によって歯ぐきに炎症がおきるお口の中の病気です。
何かを食べたり飲んだりすると、歯の表面にプラークが発生します。
プラークとは、歯の表面や歯と歯ぐきの境目あたりに発生する、
白っぽいヌメヌメした汚れです。
詳しくはこちら→ 排水口のヌメヌメはお口の中にも発生する!?

このプラークの中の細菌が増殖することによって歯周病は引き起こされます。
最初は「歯肉炎」が起こり、進行すると「歯周炎」となってしまいます。
さらに進行すると顎の骨の内部に炎症が起き「顎骨骨髄炎がくこつこつずいえん」となってしまうこともあります。
歯周病のサイン→ 歯茎からの出血は異常事態!?

歯周病は初期・中期の段階では痛みなどの症状を感じにくいため、
知らないうちに症状がどんどん進行してしまう場合が多く
ひどくなって歯を支えている骨が溶けてくると
歯がグラグラになり、最終的に歯が抜け落ちてしまうことも [がく~(落胆した顔)]

そこで [exclamation]そんな恐ろしい歯周病を防ぎ、
大切な歯ぐきの健康を保つためのポイントをまとめてみました [手(パー)]
-------------------------------------------
・寝る前の歯磨きを「特にしっかり」と!
寝ている間はお口の中のだ液の分泌が少なくなるため、お口の中の抵抗力が低下し、細菌が繁殖しやすくなります。寝る前はしっかりブラッシングし、プラークをきちんと取り除いておきましょう [ぴかぴか(新しい)]
これは虫歯予防のポイントと同じですね [わーい(嬉しい顔)]

・ブラッシングの時に力を入れ過ぎない
歯磨きの時に力を入れてゴシゴシしてしまうと、歯ぐきに傷がついてしまうことや、歯ぐきが磨り減り歯肉が下がってきてしまうことがあります。歯肉が下がると、知覚過敏なども起こりやすくなってしまいます。
ブラッシングに関しては、自分は大丈夫と思っていても力の入れ過ぎや磨き残しがあることも少なくありません。一度は歯医者さんで歯磨き指導を受けてみるのがオススメです [手(パー)]
関連記事
歯磨きの時に歯茎も磨いた方がいい??

・デンタルフロスや歯間ブラシで傷つけないようにする
歯ブラシだけで取りきれない汚れを取るには、デンタルフロスや歯間ブラシを使うと、とっても効果的です [グッド(上向き矢印)] ただし、これもブラッシングと同じで力を入れすぎたりなど誤った使い方をすると、歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。歯医者さんで、正しい使い方を習って適切に使用しましょう。
関連記事
歯間ブラシの選び方と正しい使い方のポイント
デンタルフロスの選び方と正しい使い方のポイント
デンタルフロスのメリットとデメリット

・歯石をためないようにする
歯石があると、その周りには汚れが付きやすくなり、当然、プラークも付きやすくなります。歯医者さんの定期検診でしっかり歯石をとってもらい、汚れが付きにくく、溜まりにくいお口の環境をつくりましょう [exclamation]
関連記事
自分では落とせない歯石…どのくらいでたまるの?

・タバコは吸わないようにする
タバコを吸うと、毛細血管が収縮し、歯肉に酸素や栄養が行き渡りにくくなり、歯肉が硬くなったり色素沈着を起こしたりしてしまいます。これは、本人が直接吸うタバコだけでなく、他の人が吸っているタバコの煙である「副流煙」を吸ってしまうことでも影響を受けてしまいます。
ご自身のためにも、周りの人のためにも禁煙されることをオススメします [ふらふら]
関連記事
毎月22日 「すわん・すわん」は何の日?
-------------------------------------------
こうしてまとめてみると、歯ぐきの健康を保つポイントは
虫歯予防のポイントとほぼ同じですね [目]
歯ぐきの健康を保つと、自然と虫歯の予防にもなるということですね [ひらめき]

歯周病は、脳梗塞や糖尿病、妊娠中の早産など
全身の健康状態とも深い関係があるという研究も報告されています。
お口の中から健康をしっかり保って、元気な身体を手に入れましょう [exclamation×2]

関連記事
爪楊枝で食べ物が詰まりやすくなる!?
歯周病(原因と症状・治療・予防) -歯医者さんネット
補助的清掃用具 -デンタルフロス- -歯医者さんネット