過去に治療した詰め物や被せ物が外れ、
歯医者へ行ったら中で虫歯が広がっている
と言われた経験はありませんか [exclamation&question]

何故このようなことが起きてしまうのでしょうか [がく~(落胆した顔)]

今回は考えられる原因と対策について簡単にご紹介します [exclamation]

原因 [1] 歯との境目に汚れが停滞した
詰め物や被せ物と歯の境目に、虫歯の原因となるプラークが停滞し続けた。
【対策】
素材にレジン(プラスチック)が使われているものは、汚れが停滞しやすい傾向にあります。日頃のケアに自信のない方はレジン以外の素材を選択されるとよいでしょう。

原因 [2] 歯ぎしり・くいしばりによる負担
歯ぎしり・くいしばりによって、詰め物や被せ物に負担がかかり接着セメントが流れだしてしまい歯の間に隙間が生じた。
【対策】
日中のくいしばりに気づいたら、噛みしめないように注意しましょう。
寝ているときの歯ぎしり・くいしばりは、マウスピース(ナイトガード)で負担を軽減することができます。人から指摘を受けた方、起床時に顎周りの疲れのある方は、歯科医師に相談してみましょう。

原因 [3] 虫歯の取り残し
ほとんどの歯医者さんは虫歯治療の際に、虫歯菌に感染した歯を染め出せる薬剤を用いて確認しながら削ることがほとんどですので、このような削り残しは稀です。
【対策】
虫歯の取り残しやその対策などについて説明のある歯科医院で治療を受けましょう。

原因 [4] 詰め物や被せ物の不適合
「歯型取り」・「歯型作り」・「詰め物や被せ物の作製」
このうちどれか一つでも不具合があると、歯に合わないものが出来上がってしまいます。
【対策】
歯に合ったものを作る努力をされているところがほとんどですが、
気になる方は、口頭や、ホームページや院内の掲示物などで作製について
説明があるかどうか確認されるとよいでしょう。

それではまた [手(パー)][目]

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