まだまだ日中は暑いですが
だいぶ秋らしくなってきましたね。
今回は日々のお口の中のケア用品のお話です。
食後のブラッシングは基本ですが、
歯ブラシだけで「虫歯になりやすい歯間」を磨くのには限界があります。
→【参考】参考「歯ブラシだけでは汚れの除去率58%です」
そのために、さまざまなケア用品があるのをご存知ですか?
今回、ご紹介するのはその中の一つ、「デンタルフロス」です。
デンタルフロスとは、歯と歯の間を通す糸のことです。
デンタルフロスのメリット1:虫歯・歯周病予防
しっかり磨いたつもりでも、
通してみると意外にも、ごそっと取れてきます。
コツさえつかめれば、そこまで手間がかかりませんし、
虫歯や歯周病も防ぐことができます。
デンタルフロスのメリット2:歯ぐきの引き締め
目安としては一日一回です。
どのタイミングでもいいので
時間に余裕のある所でやってみましょう。
継続することで、歯ぐきも引き締まってきます。
デンタルフロスのメリット3:お子様も使える
お子さんがいらっしゃる方は
ぜひ、仕上げ磨きに合わせて使っていただくといいです。
小さいうちから習慣にしてくと
大人になってからもフロスをやることに抵抗が少なくなってきます。
ちなみに
歯が生える時期は生後8~9ヶ月ですので、
そのくらいの時期を目安に使い始めましょう。
隙間がある場合には一番奥の歯が生えた頃(2歳半~3歳)、
奥歯だけでも通すのがよいでしょう。
個人差がありますので、不安な方は歯医者さんで相談して下さい
スキマがなくなったら歯間ブラシの併用をお勧めします。
→【参考】歯間ブラシを使い始める時期
デンタルフロスのデメリット:歯ぐきを痛める
使ったことがない方の場合、
むやみに通すと歯茎が傷ついてしまうこともあるので、
歯医者さんで使い方を教えてもらってから試してみてください。
フロスの種類はホルダータイプのものや
手に巻き付けるタイプのもの、
スムーズに入るようにワックスが付いていたり、
フッ素が入っているものもあったりと、様々です。
ご自身にあったものを探してみるのもよいでしょう。
→【参考】「デンタルフロスの選び方と正しい使い方のポイント」
昔は、デンタルフロスを使うっていう指導がなかったですよね
今の歯医者さんでは、指導することが当たり前になってきました。
やりだすと、スッキリ感がやみつきになります
ぜひ試してみてください
フロス、使ってま~すヾ(´^ω^)ノ♪
歯間ブラシもたまに使ってますが、フロスと歯間ブラシ、どっちがいいのでしょうか?
もしかして別物なのかな?
by VEGI (2013-09-20 13:30)
> VEGIさん
いつもコメントありがとうございます!
歯間ブラシも併用なんですね、ステキですヽ(*・ω・)ノ
2つとも歯面の汚れをお掃除するという目的は一緒ですが
歯のスキマが広い(すきっ歯や矯正中の方、スキマのある乳歯)場合には
歯間ブラシを、狭い場合にはフロスをお勧めします。
時間があれば、歯のスキマにあわせて
使い分けるのが一番いいですけど難しいと思うので
「汚れが取れてるっ」と実感できるものを使用しましょう!
参考にこんな記事も書いています。
▼歯間ブラシの選び方と正しい使い方のポイント
http://haisha-dental.blog.so-net.ne.jp/2013-06-18
▼デンタルフロスのメリットとデメリット
http://haisha-dental.blog.so-net.ne.jp/2013-09-19
by 元衛生士 (2013-09-20 18:44)