今回は、生え始めた歯のブラッシングのコツについてご紹介します。
乳歯は生後6~7ヶ月に、下の歯から生えてくることが一般的です。その頃からお口の中をガーゼで拭いたりして、お口の中を触わることに慣れさせ、上の歯が生えてくる頃に少しずつブラッシングを始めてみましょう[ぴかぴか(新しい)]

コツとしましては…
[1] 磨く体勢
磨く方の膝の上にお子様の頭をのせ、寝かせて行うとよいでしょう。お口の中が見えやすいので、汚れを丁寧に落とすことができます。
[2] 歯ブラシの持ち方
ペンを持つように握ることをお奨めします。力が入りにくく、操作しやすいでしょう。
[3] ブラッシング時の注意点
歯ブラシを持っていない方の手で唇をめくり、「歯茎」や「唇と歯茎の境目の筋(小帯)」に歯ブラシをあてないようにして注意しましょう。歯ブラシがあたると強く痛みますので、ブラッシングを嫌がるようになってしまいます。
[4] 歯ブラシの動かし方
汚れを確実に落とすために、歯を1本ずつ磨くように細かく動かしましょう。
[5] 歯ブラシと歯磨き粉について
歯ブラシは乳児用のものを使用し、歯磨き粉はうがいができるようになってから使い始めるとよいでしょう。

最初のうちは歯の本数が少ないので、すぐに終わらせることができるかと思います。音楽をかけたり、鏡でお口の中を見せたりして遊んでいるうちに手早く終わらせ、しっかりと褒めてあげるとよいでしょう[るんるん]

なかなか磨かせてもらえないとお困りの方は、お近くの歯科医師や衛生士にご相談されることをお奨めします[ふらふら]

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