歯科医院などで行ったインプラント治療のうち、
しびれやまひなどのトラブルで再治療を行った例が、
2009年~2011年の3年間で421件あったのをご存じでしょうか[exclamation&question]
2012年5月31日、「日本顎顔面インプラント学会」が行った
アンケート(74施設が回答)結果からこのことについて報道がありました[ひらめき]
(参考:NHKニュース「インプラント治療 深刻なトラブルも」)

<アンケートの中で最も多かったトラブル3つ>
[1] 神経損傷 158
[2] 上顎洞内インプラント迷入  63
[3] 上顎洞炎  61
【参考】緊急アンケート調査結果の報告(速報)「日本顎顔面インプラント学会学術委員会」

「インプラント治療は、自費診療で行う治療であることから、
取り組み始める歯科医院が増えている中で、
技術や経験が伴わず、自分の技術以上の治療を行うことも
トラブルが急増している背景の一つ
である」という記事を読んだことがあります。
歯学部のある大学では、インプラントに関して費やされる時間がとても少ないそうで、
そうなるのは当然かもしれません。
現在、大学では、インプラントに関する授業を増やし、教育現場強化に向けて取り組みを始めています。

すでに歯科医師として活躍されている先生方の中には、
経験年数に関係なく、国内や海外の学会などに所属して
日々最新のインプラント治療に関する情報を収集することによって、
知識の向上に力を入れている先生方も数多くいらっしゃいます。

このようなことから、インプラント治療を行う歯科医院を選ぶには
ちょっとしたポイントがありそうです。

<歯を失った際に、よい歯科医院を選ぶポイント>
[病院] 自分がインプラント治療に関して知識をつけておく
[病院] 歯科医院のホームページなどで歯科医師の経歴を確認する
[病院] カウンセリングの際にわかりやすく説明があり、場合によっては選択肢も提示してくれる
詳しくは「インプラント歯科医院を探してみましょう」「トラブル急増!?信頼できるインプラント歯科医に出会う4つのポイント」をご確認ください。

インプラント治療で起こるトラブルは一つひとつに原因があり、
その原因を歯科医院側、患者側がそれぞれ認識し注意することで、
トラブルを減らすことができます。
インプラントにおけるトラブルの要因などの記事をご紹介しますので、
ぜひご自分が受ける際にはご参考にしてみてください。

[exclamation]インプラントネット「トラブル」特集[exclamation&question]
インプラントが抜けて再治療になる要因と注意点
歯科医院側の問題で起こるトラブルの原因と対策
患者様側が防げるトラブルと対策
インプラント治療にかかる費用チェックリスト
歯科医院に行く前に!【質問する準備はできていますか?編】
歯科医院に行く前に!【伝える準備はできていますか?編】

インプラント治療は自分の歯のような噛み心地を取り戻すことができる治療です。
わからないことがあれば、自分がわかるまできちんと説明を聞き、
どのうような環境でどういう方法で治療を行うのか、確認しておきましょう。

素敵な笑顔と快適な生活を手に入れることを目標に、
自分に合った歯科医院をじっくり選ぶことが大切です!
それではまた[わーい(嬉しい顔)]