歯科でチタンを使った治療があることをご存知ですか[exclamation&question]
[わーい(嬉しい顔)] インプラント治療
歯科インプラントは、あごの骨に埋め入れる「インプラント(人工歯根)」と、失った歯の代わりとなる人工歯とも呼ばれる「上部構造」、それらインプラントと上部構造を連結する「アバットメント」の3つの部品で構成されています。「インプラント(人工歯根)」のほとんどはチタン製で、その他のパーツにもチタンが使われていることがあります。
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[わーい(嬉しい顔)] クラウン(被せ物)や入れ歯
素材の一つとして使われていることがあります。
チタンは歯科以外の医療でも使われており、ペースメーカーや、骨折の固定ボルト、人工関節などとして幅広く応用されています[ひらめき] 何故、医療でチタンが多用されているのでしょうか[exclamation&question]
チタンの特性について簡単にご紹介しますと…。

[1] 身体に優しい
金属アレルギーがでにくく、身体に対して有害な作用を及ぼしにくい
[2] 強くて軽い
重さは鉄の約半分で、鋼鉄以上の強度がある
[3] さびにくい
海水や酸に対しても高い耐食性を示す

他の金属と比べても極めて高い特性をもつことから、様々な医療の現場で使用されています。しかし、ごく稀に、チタンアレルギーを示すかたがおられるようです。不安をお持ち方は、治療の前に歯科医師に相談してみるか、歯科の受診まえに皮膚科でご相談されることをお勧めいたします[わーい(嬉しい顔)]

【参考】インプラントと金属アレルギー