インプラント治療に関する相談が急増しているといわれている中、2012年3月30日、公益社団法人日本口腔インプラント学会が「インプラント治療のためのチェックリスト案」を作成したとの会告がありました。今後、会員の意見を募り、最終案を9月の42回学術大会にて公開する予定としています。

[本] 日本口腔インプラント学会『インプラント治療のためのチェックリストについて』

[ペン] 概要 [ペン]
インプラント治療において診査・診断するための、最小限度必要な基本的項目がまとまっているこのチェックリストは、術者と患者が共通の認識をもって治療前後の状況を記録することで、患者様一人ひとりにおいて治療目標がどの程度達成・制限されるものかを判断するために使用され、インプラント治療に効果的かつ満足出来る結果をもたらすと同時に、医療の安心・安全に寄与できることを期待しているとしています。(「チェックリスト作成のねらいと利用法および注意事項(pdf)」一部抜粋)


[ペン] 日本口腔インプラント学会とは [ペン]
日本の口腔インプラント学の振興・向上を推進することを目的とし、1986年に日本歯科インプラント学会と日本デンタルインプラント研究学会が合併して設立された学会です。現在、正会員数10,000名以上が在籍され、年1回「総会・学術大会」では、会員である歯科従事者の知識や技能の研鑽・習得が図られています。

[本] 第41回(社)日本口腔インプラント学会・学術大会の様子