口腔がんは、舌や歯ぐき、唇、頬の裏、舌の下(口腔底)など、お口の中の粘膜にできるがんのことをいいます。
発症する要因としては
喫煙
飲酒
入れ歯等や差し歯の刺激
加齢
などが挙げられますが、要因を特定するには、まだまだ研究が進んでいないようです。
また、口腔がんは他のがんと違って、直接目で見ることのできるがんなので、一見、早期発見されやすそうですが、口腔がんの認識が薄く、口腔がん検診の受診も定着していない日本では、早期発見があまりされていないのが現状です
口腔がん検診の内容は、「問診」「視診」「粘膜採取」など簡単なもので、地域によっては500円~800円ほどで受けられるところもあります。高齢の方の場合には無料で行っていることもありますので、お住まいの地域のホームページや、各地域の歯科医師会のホームページで定期検診を受けられる制度があるか確認してみましょう。
日頃、お口の中を見たときに、しこりやただれ、潰瘍[かいよう](上皮が下層の組織まで欠損している状態)ができいる場合や、粘膜が白くなっていたり、赤みがかった状態が続く場合には、口腔外科の先生がいる歯科医院を受診しましょう。
とにかく早期発見が大切です
それではまた
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